クレジットカードを作るには

学生カードは審査基準がゆるめです

学生カードとして専用に発行されているカードの場合、一般的な社会人向けのカードに比べてかなり審査基準はゆるめです。

一般向けのカードの場合、申し込みをしてから本人の年収の状況や持ち家、家族構成や過去の借り入れの状況などを細かく調査されるのですが、学生の場合にはそもそも年収がほぼゼロですから細かく収入状況について問われるということはありません。

逆に言うと、年収がない学生の身分のうちに一般向けのカードを申し込みをしてしまっても審査に通る可能性はかなり低いということになります。

社会人でないと申し込みができないというケースも多いので、学生のうちにクレジットカードを申し込む場合にはまず自分が申し込み資格があるかどうかということからきちんとチェックをしておくようにしましょう。

クレジットカードの審査においては、過去の申し込みと審査落ちの情報がデータベースに記録され他のカード会社と共有されてしまいますので審査落ちする可能性が高いカードはそもそも申し込みをしないようにした方がいいでしょう。

学生カードを申し込みする場合にはまずは資料を取り寄せるなどして書類を受け取り、そこに必要な内容を記載していきます。

ネットで申し込みを受付けている会社もありますが、基本的に契約は書面によって行いますので後日書類が記載の住所に送られてきます。

申し込みに必要になる書類と条件

カードを新規に申し込みをするときには、まず申し込みをしたい本人の氏名や住所、生年月日などをネット上のフォームもしくは電話などで連絡をします。

その時最初に問われるのは、本人の個人情報の他に現在住んでいる場所の形態(マンション、アパート、自宅など)、配偶者の有無、在学中の学校名と年数などといった内容です。

カードによっては両親の職業や年収などを証明できる書類などを求められることもあります。

ですが学生向けカードの場合には社会人カードに比べて限度額がかなり低く設定されているため、かなり高額の限度額設定になっているカード以外にはそこまで細かく親の年収までもが問われるということはありません。

学生カードの申し込みにも本人の年収を記載する場所もあるので、アルバイトなどで一定の収入があるという人は仮に低めの金額であっても記載をしておいた方がよいでしょう。

またカード申し込みが完全に新規ではなく他にカードを発行していたり、キャッシングの利用がある場合にはそちらについても記載をしていきます。

申し込みをするときに最もやってはいけないのが虚偽の深刻をするということです。

自分に不利になる内容は申告しづらいものですが、虚偽の内容を記載することはそれ以上にかなり不利な状況を招きます。

正直に話すことで審査に通りやすくなるということもあるので、絶対に嘘はつかないようにしましょう。

家族カードという方法もあります

学生が使用するクレジットカードの種類としてもう一つあるのが、両親が発行しているカードの親子カードを作るという方法です。

引き落とし口座が親カードのものと同一であることが条件になりますが、仕送りをそのままカード決済にしたいという場合にはむしろ親の口座から直接引き落としされる親子カードの方が便利ということもあります。

親子カードの申し込みはほとんどのクレジットカードで受付をしていますので、どうしても本人名義のカードがほしいということでなければとりあえずは子カードにしておくのも一つの方法です。